民俗選書 ハタハタ 

みんぞくせんしょ はたはた

DATA: 田宮利雄 著 四六判 184頁 税込定価1500円

♪ 秋田名物 八森ハタハタ 男鹿では男鹿ブリコ
♪ 能代春慶 檜山納豆 大館曲げわっぱ

代表的な秋田民謡「秋田音頭」でもまっ先に唄われる秋田名物
それが秋田県の魚にも指定されている「ハタハタ」です。

ハタハタがなくては、秋田のお正月は迎えられないと言っても過言ではありません。

昔から大量に獲れたため、秋田の人々の生活と深く関わってきたハタハタ。
でも、意外とその生態や漁の歴史は知られていません。

第一、ハタハタについて調べようと思っても、その全体像が掴める本が
ほとんどありません。(かつて無明舎さんから出ていた渡邊一氏の著書
が好著ですが、現在では手に入らず、また内容も古くなっています)

今回、ハタハタの入門書として、その生態・歴史・食文化・民俗・海難・文芸など
さまざまな分野の資料を当たり、また取材によって、分かりやすい本にしました。

○ハタハタの語源は雷様?
○ハタハタは佐竹の殿様を慕って茨城沖からやってきた?
○ハタハタ漁の許可を求めて殿様に直訴した男がいた?
○ハタハタは肥料になって瀬戸内周辺で使われた?
○開通前の鉄道路線でハタハタのために貨車を走らせた?
○箱代を払えばハタハタがタダでもらえた?
○「しょっつる」は、もともとハタハタが原料ではなかった?
○室生犀星のハタハタの詩が教科書に載っていた?
○山形(庄内)では12月9日にハタハタの味噌田楽を食べる?